2017年5月26日金曜日

「大英自然史博物館展」 @国立科学博物館

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に上野の国立科学博物館へ「大英自然史博物館展」(国立科学博物館)を観に行きました。

実は東京国立博物館へ「茶の湯」展を観に行ったのですが展示替えでみたいものがないことがわかり帰ろうとしたところでした。

「茶の湯」展は撮影禁止だったためカメラを持って行きませんでした。ところが「大英自然史博物館」展は撮影OKでした。そこでiPhone 7だけで撮ってみました。

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「自然史博物館」ってなんだ?と思っていたものが、これでした。博物館とは何か、その成立の初期の収集品をいくつかの視点からその収集を分類して展示しているのでした。

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「ダドリーイナゴ」と呼ばれたプローチ(三葉虫)
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アジアスイギュウのツノ
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サファイアのターバン用ボタン
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ガラスケースのハチドリ
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テラコッタ製ライオン
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イギリスの植民地を中心にして世界の珍しい物を収集していく、という初期の様子が展示品で示されています。

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モア全身骨格
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オーウェンがモア同定に使用した最初の骨片
モア大腿骨の破片(模型)
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ダーウィンのペットだった若いガラパゴスゾウガメ
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ダーウィン「種の起源」手稿
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ダーウィンの進化論にまつわるコーナーでは「種の起源」の手稿も来ていました。

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始祖鳥(ロンドン標本)
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始祖鳥の脳と三半規管の復元
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始祖鳥の研究史

今回の展示の最大の品がこの始祖鳥の化石でしょう。

最近までこの化石は頭(頭蓋骨)がないと思われていたのですがCTスキャンをかけたところ石の中に埋まっていることがわかりました。

そのCTスキャンの解析結果からの脳の様子が推測されました。

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キャスリーン・ドゥルー
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輝安鉱
愛媛県西条市で採取された

主に江戸時代〜明治にかけて日本で採取されたものや、日本に関係する収集品のコーナーです。

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サーベルタイガー
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オオナマケモノ
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霊長類の化石
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ピルトダウン人

考古学上有名な「偽物」の化石「ピルトダウン人」も、それが偽物(詐欺)とわかった後もその負の歴史の記録として残されています。

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ネアンデルタール人のゲノム
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博物館の中なのであまり明るくないところなのですが、意外なことにiPhone 7のカメラでも結構撮れます。

純正カメラアプリで撮っているので、シャッタースピードも絞りもISO感度もオートです。さらにズームもデジタルズームです。

唯一できることはフォーカス・ロックとAEロック(EV補正)。

パネル類は正確かつ手軽に水平垂直を出すためにマイクロソフトのiOSアプリ Office Lens を使っています。このアプリは説明板などを写すのには大変便利です。欠点はLightroomでEXIFの日付が理解されず撮影時間順にうまく並ばないことです。

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