2017年3月26日日曜日

LUMIXミラーレス一眼プロカメラマンセミナー @ビックカメラ新宿西口

前田遙香
モデル: 前田遙香

ビックカメラ新宿西口店の「LUMIXミラーレス一眼プロカメラマンセミナー」(Internet Archive)へ行きました。講師は森脇章彦先生。モデルは前田遙香さん。

DC-GH5の発売直後なのでGH5のデモと実機が触れるのが中心でした。

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デモ、解説の内容はCP+でのGH5ベータ機で撮った作例が中心であまり変わっていませんが、実際に発売された直後なので参加者の関心は高かったです。試用できるGH5も来ているので、触って、撮ってみることが可能でした。

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GH5を既に購入したユーザーも来ていました。LUMIXは背面モニターとLVFの明るさ、コントラスト、シャープネス、彩度、A、Gなどが調整できます。これは自分でも出来ますが、森脇先生に頼むとカラーチャートを使って合わせてくれます。デジタルカメラに詳しくない人の場合、カメラの設定もメーカー初期設定(これはどちらかというと、ユーザークレームが来ないような設定)から、ちょっと変えたほうがよいポイントを解説付きで設定してくれます。

今回も数人のユーザーがGH5の画面の色調整をしてもらっていました。これで、ミラーレスの特長である「ライブビュー」の色と、撮れる色が同じになるので設定や露出を変えて作った画面上の色が撮れたJPEGの色に(近く)なります。一眼レフはファインダーの色はガラスを通った見えたままの色で、撮れる色はセンサーを通って画像エンジンを通った色なので、原理的に一致しません。

前田遙香 前田遙香 前田遙香

自分のGH5にLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.をつけて撮ってみました。JPEG撮って出しです。

ローパスレスのせいでしょうか、GX8よりも解像感がありつつも自然な感じ。

またISO感度がやや高めで撮れていますが、ノイズ感が少ない。GX8より1/2〜1段ノイズが目立たない感じがします。

ビックカメラは照明の色の癖が強い感じがありますが、背面モニターをみてWB 6000Kに合わせてみました。まあまあいい感じ。ここらへん、モニターの色が正確でかつ画像エンジンにあんまり癖がないのか、見た目に合わせやすいです。オリンパスのE-M1 IIはやや癖があります。

前田遙香 前田遙香 前田遙香 前田遙香

今度はLUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.

森脇先生が来て「WB合わせたか?ここは5900Kがいいだろう」とおっしゃるので、5900Kに変えた結果。100Kの違いですがこの方がよい。森脇先生はカラーメーターを持ってきているわけではなく、目で見ているだけ。

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来ていたGH5ユーザーの声を聞くと、GH4より電池は食う、持ち時間2/3くらいかな、という声がありました。また6K連写は電池を食う。

立体感のある写り、という声もありました。

iDレンジコントロールの設定値「auto」が、ちゃんと「オート」するようになったという話を聞いたので、建物を出てちょっと撮ってみましたが、いい感じの逆光の陰なところがなく、まだはっきり実感できませんでした。私もこのiDレンジコントロールのautoは効かないなあ…なんのためのautoだと思っていたので修正に期待をしています。iDレンジコントロール自体はGX8辺りですごくよくなっていて、逆光での軒先などが自然な形で持ち上がるので夜景の陰と明かりのバランスなどがよくなるので、手動設定の「強」を時々使っています。

「中」や「弱」も私の場合出番がないのですが、「auto」で自動的に判断してくれるのが一番うれしいので…ちなみに再生画面で情報を出すとiDレンジコントロールのアイコンの中の縦のバーが3段になっていてここで「強・中・弱」がわかるようになっています。autoの場合も実際に撮られた値が「強・中・弱」のどれか、というのが記録されています。

私は入手以来、新機能のBluetooth Low Energy (BLE) + WiFiの機能、新メニュー構成などをいじっていて昼間に写真を撮る機会がありませんでした。今回、前田さんを撮ったのがGH5の実質最初の撮影となりました。

ストラップはCOTTAのPRCストラップ。布の薄さと肩への馴染みやすさ、滑り止めの確実さなど、なかなかいい感じです。純正はやや硬いし、GH5の縫い取りはなくてよかったのではないかなあ。少なくとも「GH5」はもっとデザインされるべき。Gシリーズの「G」だけが入っているデザインが美しい感じ。

システムチャートやアクセサリーに電池なしのフラッシュDMW-FL70が載っていないのですが、「DC-GH5動作確認」には発光する、コマンダーになると記載されました。私が試した結果でもニッシンデジタルのi40 2灯の制御が出来ているようです。

またオリンパスの電池なしフラッシュFL-LM3を例の改造をしたものも i40 2灯を制御できました。

BLEをオンにしているとGPSデータが入ることになっていますが、たった3枚しか入りませんでした。起動・スリープからBluetoothの接続確立までかなりの時間がかかっていて、そのためアイセンサーでスリープに入る設定にしていると1枚撮るごとに起こす形になりBluetoothが接続する前に写真を撮ってしまうからかもしれません。これでは誇大広告です。

BLE + WiFiはかなりbuggyな感じでちょっと書いていてもきりがない気配があります。それらが直って当然ですので書いても意味が無い(すぐに消えて無くなるべきバグ)のですから。

謳い文句通りに動いた場合は非常に便利です。電池の消費具合がどれくらいか(BLEをオンしっぱなしにし、GH5の電源が落ちている間も一部回路が生きている)も重大関心事ですが、まだ写真を撮ることに忙しくてBLEによる電力消費をみる状況になっていません。

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