2016年6月18日土曜日

一脚の雲台を変える - クイックシューをやめてみる

一脚に以前はクイックシュー式の自由雲台を使っていました。SLIKのSBH-120 DQ Nです。これを固定式のベルボンのQHD-43に変えてみました。

使っている一脚はベルボンのウルトラスティックL50です。

クイックシューは脱着が楽で使い易いだろうと思っていたのですが、どうも最近そうでもないように感じてきました。

それはクイックシューはプレートをカメラ本体に取り付けるのにドライバー(あるいは硬貨)が必要です。これが意外と面倒。さらに複数のカメラを使おうとするとプレートが台数分必要です。プレートをいちいち取り替えていたらクイックシューの意味がありません。するとプレートを台数分所有している必要があります。雲台の種類が違うとその分買い揃える必要があります。全部そろえても稼働率はそんなに高くありません。けど揃えなければ使いづらくなります。さらに外出するとき忘れずにプレートをカメラ台数分もっていかないといけないのですが忘れる時があります(雲台に付いているからというだけで台数分持っていく、ということを忘れがちです)。

さらにベテランの様子をみていると、固定式のネジでの付け外しも意外と簡単そうです。

L50の雲台を付ける台座部分の径は42mmだそうです。今使っているSHB-120 DQ Nの台座部分は直径37mm。

そこでベルボンのQHD-43を選びました。これも台座の直径は38mm。

台座の直径を大きくしていくと雲台全体も大きくなり、重くなります。ミラーレスカメラを使っていることや、一脚だ(もともとカメラを固定するものではない)ということから大きさはほどほどにすることにしました。これは前回のSLIKを選んだときと同じです。そこで台座の直径が37mm前後のものにしました。

またこのベルボンでは台とネジとがわかれているます。これでネジの形状がネジを回しやすく作れるので回しやすくなっています。

カメラ台部分の大きさは54mm x 29mmです。これでカメラの底面に接する部分の大きさがどうなるかというと、E-M1もGX8もほぼぴったりです。逆に言うと背面モニターの部分にもかかるので、背面モニターを開く際に少しひっかかります。

これまでのSLIKではクイックシューのプレート部分がクイックシューの取り付け側より一回り小さくなるわけなので、カメラの底面と接する部分は意外と小さいものでした。

ミラーレスカメラなのでボディーが薄い(フランジバックが短いから)ので大きな取付台があってもそれほど効果はない上に場合によると大口径レンズ(ボディーより下にはみ出る)とぶつかってしまうこともありえます。

まだ実際に撮影に持ち出していませんのでなんともいえませんが、これでいってみます。

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