2016年5月24日火曜日

LUMIX GX7 Mark Ⅱ デビューイベント @パナソニックセンター東京

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にパナソニックセンター東京へ「LUMIX GX7 Mark Ⅱ デビューイベント」(Internet Archive)をみにいきました。

パナソニック DMC-GX7MK2の先行展示とトークショーです。トークは上田晃司先生。

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パナソニックセンター東京はりんかい線国際展示場駅 / ゆりかもめの有明駅にあります。逆に地方の人にはコミケなど東京ビッグサイトのある場所ということで有名なのかもしれませんが、東京生まれの私にはカメラをみに行くところというのには、ちょっと違うかなあ、という感じが…。

パナソニックはLUMIXだけ、銀座か新宿にショールームを置いて欲しい気がします。が、大阪が本拠地のパナソニックってこれらに土地勘がないんですよね…(東京の過去と現在の中心地である銀座と新宿に全く「松下電器の影」がない)

カメラのショールームのメッカ、銀座や新宿にLUMIXのショールームを置いてもおじさん/おばさんの固くなった頭のブランドイメージはなかなか覆らないでしょうから、いっそ若い人から攻めていって秋葉原のUDXとかにLUMIXショールームを置くのも奇策だと思うのです。ソニーのカメラが売れているのも「意識高い系」な中年以下の若い人が買っているから、そこから波及してようやっと最近おじさん/おばさんが「α7いいかも」と言い出しているように見えるのです。

せめて家電製品と同居するのなら、ノートPCを持っているパナソニックはカメラからPCへのワークフローを提案するくらいのことをして欲しいものです。たまごクラブ、ひよこクラブの特別版(LUMIXで子どもを撮るという協力記事だけを冊子にしたもの)を置いてるというのはどうにもピント外れに見えるのですが…。これじゃあ、ミラーレスの技術も、GHシリーズもLEICAレンズももったいない気がする。

とはいえ、勢い余って「我が社はWindowsを売ってるんだから」ということで、Mac OS X対応を一切しない、というかつてのソニーみたいなことをされてはたまったもんじゃありませんが。

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上田晃司先生のトークでは、豊富な作例。プリントされた作例の回覧も行われました。撮って出しの花の作例はきれいでした。

スナップ中心の上田先生がここのところよくみせるのがこのかばん。このかばんに入るだけのカメラとレンズしか持っていかない、と中から3本ほどレンズをだしますが、いつも見とれていて写真を撮り逃しています。マイクロフォーサーズの場合には2つのレンズを繋げるようにつけられるWリアキャップを使って短めのレンズ2つを一本にしているので、機動力がさらに上がると説明。 Wリアキャップ(紐付)(マイクロフォーサーズレンズ専用)

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今回、上田先生は新兵器を投入。LUMIXに限りませんが、一部の設定を呼び出しているときには背面モニターには出ているその設定関連の表示がHDMI出力には出ないので、その時には諸先生方みなさん説明に苦労されています。上田先生は撮影でよく使う三脚ネジが2つついているブラケットを使って、説明用のLUMIXの背面モニターをもう一台のLUMIXのライブビューで撮してそのHDMI出力を見せるようにしました。

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パナソニック フラッシュライト DMW-FL200L

半円形のカウンターにGX7 mark IIやレンズ(発売直前のLUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.も)が試せるようになっていて、ステージのモデルさんを撮ることができました。

ここに同時発表のフラッシュライト DMW-FL200Lがありました。

下部にある黄色い点が2個ある窓の部分はLEDライト(定常光)。フラッシュとは独立に点灯できます。LEDと書かれている内側のダイヤルでオフから最大光量まで段階的にコントロールします。

このLEDライトはビデオ撮影を想定している機能だと思いますが、モデリングライトとしても使えるでしょうし、AF補助光的にも使えるかもしれません。

電池は単3電池2本。首振りは、たしか、上方だけで、左右には振らなかったと思います。ワイヤレス撮影の子機にも、コマンダーにもなります。

つくりはかっちりしていてよく出来ています。ホットシューへの取り付けはレバーでロックする方式。革風の仕上げはGX7 mark II以外との取り合わせについて賛否あると思います。

FL-200Lの仕様をみると「AUTO」と「SL AUTO」がありません。「AUTO」は外光オートです。

動作確認情報一覧でGX7 mark II以前のいくつかのカメラでのFL-200Lの対応をみると

カメラでのフラッシュ発光モード設定「AUTO」には対応しません。

とあります。GX7 mark IIの動作確認情報では単純に「◯」になっているのは、GX7 mark IIで「AUTO」ができるからではなく、取扱説明書「DMC-GX7MK2 (活用ガイド)」(PDF) p. 142 に

※2 本機にフラッシュライト(別売:DMW-FL70、DMW-FL200L)を装着時は設定できません。

と書いてあるからだと思います。

外光オートって、FL200Lを皮切りに廃止していくのかな?

パナソニックには、オリンパスのFL-LM3のような電池なしで首振りするかっこいい(今回のFL200Lのような)デザインの小さくて軽いフラッシュも作って欲しいです。

国際展示場駅

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